こんにちは☺︎
今回は
“イムラン”(一般名アザチオプリン)
という内服薬についてお話ししたいと思います。
イムラン導入の経緯
イムランは免疫抑制薬の分類になり、ステロイド依存性の潰瘍性大腸炎の寛解維持で使われている薬です。
私はステロイドの内服を中止してしまうと、再燃してしまうステロイド依存でした。
ステロイドを減量→中止にする段階で寛解維持目的で使用するイムランを導入することになりました。
イムランは効果を発揮するのに、2.3ヶ月ほどかかるということでステロイドの減量ペースに合わせて、中止する2ヶ月前ごろより内服を開始していきました。
副作用をみながらになるので、始めは1錠から段階的に増量していきました。
副作用が出るリスクが調べられる検査がある!?
様々な副作用が報告されていますが、その中でも心配されていたのが白血球減少と脱毛でした。
最近では、事前に副作用が出やすいかどうかを調べられるようで、私も調べて頂きました。服用開始後早期に発現する重度の白血球減少と脱毛がNUDT15遺伝子多型と関連するそうで、採血で調べていました。
私は比較的副作用が出にくいタイプと判定が出ましたので、内服に踏み切ることができました。
2錠で副作用出現!?
イムランは1錠から飲み始め、副作用が出なかったので1.5錠に増量しました。1.5錠も問題なし。
2錠へ増量後、数日すると
“なんか食欲ない、胃が不調”
そしておりものにも変化が、、
すぐに先生に連絡して受診を早めてもらい、婦人科にもかかりました。
潰瘍性大腸炎の症状は落ち着いていたので、中止はせず一旦1.5錠に戻しました。
胃の不調に対しては、ステロイドもずっと内服していたので胃が荒れる可能性もあるだろうと胃薬を処方してもらいました。婦人科の症状も膣錠を入れてもらったらすぐに改善しました。
胃カメラデビュー
イムラン1.5錠に戻したあと、胃薬の種類を変えたりしても、なかなか胃の重い感じや食欲不振が改善しませんでした。
一旦胃カメラをやってみようということになり、胃カメラデビューしました!(健診より前にやることになるなんて〜)
大腸カメラは慣れていますが、胃カメラは未知だったので不安でした。
辛さはどっちもどっちですね。笑
結果としては十二指腸に炎症がおきていました。
強めの胃薬を処方してもらい、イムランも継続していました。
もう1度2錠へ
胃薬でなんとか胃のあたりの調子が良くなってきた頃、減量してきたステロイドの内服が中止になりました。
私の場合、採血上からしてもイムランは2錠内服したいのと、お腹の症状も怪しくなってきたので、もう一度2錠に挑戦しました!
イムランを内服する上では、定期的な採血が大事になってきます。白血球やMCVという項目の値をみながら調整になるようです。ステロイドを併用してるとステロイドは白血球を上げ、イムランは白血球を下げるようでMCVという項目を指標に先生はイムラン増減の調整をしていました。
やっぱり副作用かな
2錠に増量後、やっぱり胃の不調出てきました( ; ; )
「イムラン 副作用」
と調べてもあまり胃の不調のことはかかれておらず、お腹の調子はまあまあ保たれていたので副作用だと信じたくない気持ちもありました。
しかし、薬剤師さんに聞くと「出ることありますよ」と言われ、色んな人のブログを漁っていたら同じような症状が出ている人もいました。
先生とも相談し、イムランは中止することになりました。
お腹の調子は良さそうだっただけに、残念イムラン、、
次の希望は、イムランと同じ成分でロイケリンという粉薬があって、イムランで副作用が出た人はロイケリンを試すと副作用が出なかった!という人もいるみたいで!!
だかしかし、自分のかかっている病院では処方出来ないようで(採用してないのか、病名とかの兼ね合いなのかよく分かりませんが、、)薬局長とかにも掛け合ってくれましたが、難しそうでした。
注射とかに踏み切る前に、まだ内服でコントロールつけたい気持ちがあるので、ロイケリンを処方しているIBDクリニックへ受診することになりそうです。
また受診したら書きたいと思います。
読んで下さりありがとうございました。
#潰瘍性大腸炎#UC#IBD#指定難病#イムラン#ロイケリン